2007年10月29日季節はめぐる〜

気がつけばもう11月になろうとしています。
季節は巡りますね。
日本は四季+梅雨なんていう自然のセレモニーがあるので、普段何気なく暮らしていても、とっても季節の流れを感じられますよね。
季節やお天気によって、今年の梅雨、雨の降る頃にはあんな事あったな。とか、暑い夏の日、こんな事もあったなぁ。など、覚えているものですよね。
私は部屋でシマトネリコという観葉植物を育てているのですが、この夏の暑さで一時は「もうダメか!?」という所までひからびきってしまったのに、今ではまた青青とした葉をつけ、元気に育ってくれています。
見かけには朽ち果てていても、根はまだ生きているもの。
植物の生命力というのはすごいものです。

ファンの方からいただいたシャコバサボテンはもう何年も元気に暮らしています。

気候がとても良いので、ウォーキングなんぞを始めました。
体にもいいし、スタジオ作業で煮詰まりぎみの私には最適な気分転換です。

この夏、中越沖地震のことで、柏崎の方達と知り合い、ふれあうこととなった私は、改めて音楽の持つ力を感じることができました。

そこで、今、新しいアルバムを作っているのですが、そのアルバムのコンセプトが夏に新潟を訪れる前と今、夏を越した後とでは、その心境の変化と共に少し変わろうとしているのです。
そのため、多分、いい意味で少しアルバムを作る途中で、現在悩みに入りました。

5月、6月頃に次回作のアルバムのコンセプトはデビューしてから10周年という事もあって、デビューしてから今日までの集大成的なカラーを強く持っていこうと、かなり大曲や、KOKIAにしかできないワールド全快をしようと思っていたんです。
例えばそれは、調和のような多重ものとか。

でも、今、小さな歌(仮)という曲を書いています。
その歌詞は今の私の気持ちなんです。
「もしもこの世を救う 歌があるとしたなら、
それはきっととても素朴で決して飾り立てられていない 
1人の人に向けられた 真っすぐな愛の歌でしょう」♪

今の私の気持ちはこの世の中にたくさんの音楽が溢れているけれど、なぜこの世の中に音楽や歌が必要か?という本質的な所に向かっています。
だから、私は想いのある歌を歌いたい。
歌われる歌によって、人が幸せになる。
そんな当たり前で、心の温まる歌。

きっと、決して飾り立てられていなくてもそんな歌は人々の心に届くもの。っと。
全ての私に起こる体験がまさに私の歌になってゆく。
そう思います。
次のアルバムは、KOKIAにしかできない、私らしさと私にしか呟けない大事な気持ちをみんなに伝えたいと思います。

KOKIA