KOKIA LAYERS公演 ~ lights and shadows ~ 森羅万象のコンサートが無事に幕を閉じました。

会場に足を運んでくださったお客様に、心からの感謝を伝えたいです。

そして、携わってくださったスタッフのみんなに。

2016年に私の特徴的な引出しの一つである、多重録音で声を重ねた歌の世界を駆使した音楽舞台「LAYERS」を行ってからおよそ１０年ぶりに、ずっと温めていたこのLAYERSの完結編として、先日、ステージを行いました。

新曲を交えて、全ての楽曲に新しい映像をつけ、新たな演出、朗読パートを加えた世界は、音の中にトランスしてゆく旅。瞑想でもあり、覚醒でもあるということをテーマに五感で没入していただけることを考えて取り組んだステージでした。

通常のコンサートとは違う、こうした特殊な構成、内容で行う、挑戦的なコンサートに取り組むということは、モノづくりをし続ける私のような人間には、とても大事なことのように感じています。

けれど、それに力を貸してくれる人たち、そして、それを面白がって見てくれる人たちが居なければ、挑戦に挑むことすら叶いません。

今回、この完結編を再構築する中で、まだまだ奥の深い音楽の可能性、ステージの面白さ、芸術との対話、様々なことを学ばせてもらいました。

光と影がテーマでもあるLAYERSのステージはどこのシーンを切り取ってもとてもフォトジェニックです。

その瞬間、瞬間に音の息吹が感じられる美しい場面も皆様とシェアできたら嬉しいと想い、インスタグラムの方ん何枚か掲載するので、良かったらぜひ、ご覧になってください。

今回：川崎さん、市川さん、MATSUO Erika Koryuさんと三人も構成溢れるカメラマンの方に本番を撮影いただきましたので、それぞれのカメラマンの方の捉え方の違いも楽しんでくださいね！✨

コンサートが終わり、今回、会場で販売していた、LAYERSの世界を写真から見て楽しんでいただける、美しいパンフレットと、コンサートで使用した映像が楽曲と共に見られるQRコード付きのポストカードのセット販売がオフィシャル通販サイト「コキア印」ではじまりました。この先発売となる「LAYERS」のアルバムを待つ間、LAYERSの世界を堪能いただけるマストアイテムになると思いますので、ぜひ、興味のある方はお買い求めください。

＊コンサートで朗読していた語りパートが全て掲載されています。

幕を閉じたはずのLAYERSですが、何かの扉が開いたような気がしている私です。

深い青はこの先、私たちをどこへ連れていってくれるのでしょうか。

楽しみです。