2017年04月05日魔法にかかった時間でした

桜の開花と共に迎えた春の日のコンサート。

ローマイタリア管弦楽団のみなさんとお届けした東京オペラシティでの公演は音の海で溢れました。shine

優しく、幸せな時間をありがとうございました。

 

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今回で3度目のオーケストラ公演。

そして初めての東京オペラシティ。

これまで演奏してみたいと思っていたこの箱は、何とも気持ちのよい音とその佇まいをしていました。

ステージに出る前に指揮者のニコラさんに「緊張しますか?」と聞いたら

「緊張なんてしないよ!だってFANTASTICO!素晴らしい時間じゃないか!」と歯切れのいい答え。

なんともその通りなのですが、なかなか「その時間を楽しむ」というシンプルなことより先に、色々気にする

ことが心に浮かんでくると、そうもいかなくなって、結果心がざわざわして、緊張してしまうこともあるの

ですが、ニコラさんの歯切れのいいお返事を聞いてステージへと呼び込まれたのがよかったのでしょうか?

魔法のような素敵な時間を過ごすことができました。

 

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初めての会場。

初めての海外オケとの共演。

初めて共に演奏する曲目。

 

 

時々自分で、なんでこんなにハードルを高くしてしまったのだ・・・っと目の前のことが怖くなる時がある

のですが、最後はいつも自分を信じるしかないんですね。

私には私の音楽をよく理解してくれているチームがいる。

たくさんの時間を一緒に共にしてきてくれた人たち。

そのサポートがあれば私は高く飛べる!

いつもそんな風に、不安になった時は、もはや歌うアスリートの気分です。

 

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何度もことあるごとに言ってきた話ですが、歌い手は一人の力では羽ばたけません。

特にこうした大きなステージではPAの方々のサポート、伴奏してくださる方々のサポートがなくては、

たくさんのお客様を同時に同じ空へお連れすることができません。

 

この日私はLAYERS以来、愛用しているWestoneのイヤモニでコンサートにのぞんでいました。

その心は、耳の中のバランス一つでいかようにも歌が変わってしまうということなんです。

私は私の耳の中のバランスを作ってくださる方を信じて、その音を頼りにオーケストラを導いてゆきます。

 

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出会ったばかりの演奏者達が、音を通じて交流し始める面白さ。

言葉が通じなくとも音楽を通して会話しているような感覚。

限られた時間の中で一生懸命を尽くしてくれようとした指揮者のニコラさんとコンサートマスターのアントニオ

さん、そしてオーケストラの皆様に感謝しています。

オーケストラと私の間でずっと寄り添ってピアノを演奏してくれた瀬田さんの優しい音にも感謝です。

 

時々、自分でも思ってもみなかった風景に出会える時があります。

昨夜のコンサートはそんな、魔法にかかったような時間がちりばめられていたように思いました。

コンサートって不思議ですね。

 

さて次は皆様をどんな空へお連れしましょう?

5月は軽井沢。http://capital-village.co.jp/calendar/concert/2017020705.html

8月はオーチャードホールで、お待ちしています。(8月公演の一般発売は4月29日になります)