2017年04月29日来年のこの日に。

来年のこの日、4月29日にデビューして20年を迎えます。

これからの1年はその節目に向けていろいろなことを考えながら音と向き合っていきいたいなと思ってい

ます。

お花やお手紙、メールやプレゼント、それぞれの形で私へ想いを届けてくださる皆様から受け取った優しさ

を、歌にのせてありがとうと返せたらいいなと思っています。

 

そして、4月29日の今日から8月11日にオーチャードホールで行われる「The Soloist」のコンサート

のチケットが一般発売となりました。

http://www.kokia.com/news/the-soloist.html

 

以前にお話したことがある話ですが、ステージの上、直径2mほどのスポットライトの中は最前線です。

そこへ立つ人は誰も見たことのない風景を見させてもらうご褒美をもらえると同時に、全身の力でお客様

へ音を届けるという使命を果たさなければなりません。それはとてもやる気の湧くことでもあるのですが、

孤独な旅でもあります。

同じステージの上、たった数メートル後ろでサポートしてくれているミュージシャンの人たちですら、

最前線に立つソリストとは、その感覚は全く違うものだとおもいます。

ステージ中央に当てられた「私の場所」に立ち続けられることに、感謝しつつ、その場所にいつまでも

立ち続けられますように・・・と、想いを込めて、その日のステージを毎回こなす。そんなことが19年

続いてきました。

そんな風に真剣にステージへの意識を持ち始めたのは、実際には独立を意識し始めた十数年前頃から

だったと思うのですが・・・。

 

そんなソリストというポジションは、いつしか私の現在の活動スタイルにも類似してきました。

周りの皆様のサポートがあって成り立っていることは大前提なのですが、その末端に立って

想いを掲げてみんなを先導してゆく。ということは、時にやりがいと共に孤独を感じることもあります。

 

今回、音楽になぞらえて、自分自身を「The Soloist」とステージコンセプトに掲げる事で、ステージ

ではもちろんですが、今も独りでKOKIAという道を歩み続ける私の姿を、皆様に今回の「ソリスト」

というステージを通して、見届けていただきたいと思っているのだとおもいます。

 

来年のこの日に迎える20年という月日と、8月のコンサートのコンセプトである「ソリスト」という

言葉が、今の私にはとても鮮烈で、思わず少し語ってしまいましたが、想いを込めて一つ一つのステージ

に立ってゆきたいと思っています。

 

近くは来週、5月13日の軽井沢ですね。shine

8月13日は奇しきも山の日。いろんな山を登りくだりしてきたソリストにはぴったりの山舞台となり

そうです。皆様のお越しをお待ちしております。